「俺、育児けっこう頑張ってると思うんだけどなぁ…」
でも、なぜかママの機嫌が悪い。
心当たりがないわけじゃないけど、そんなに悪いことしてるかな?なんて思うこと、ありませんか?
今回は、子育てを頑張るパパに向けて
「ママをイラッとさせてしまうパパの“あるある言動”」をいくつか紹介します。
でも安心してください。ただの“ダメ出し”ではなく、
「じゃあどうすればいいのか?」まで一緒に考えていきます。
あなたが少し意識を変えるだけで、家庭の空気はグッとやわらかくなるはずです。

NGワード「手伝うよ」
これはよくある“地雷ワード”です。
パパ自身に悪気はまったくない。むしろやる気があるからこそ出る言葉ですよね。
「何かあれば言ってね」
「手伝うよ?」
でも、ママからすると…
「え、育児って“手伝う”ことなの?」
「自分の子どものことなのに“他人事”に聞こえるんだけど」
となってしまいます。
改善のヒント
「手伝う」という言葉は、“主役はママで、自分は補佐役”という印象を与えてしまいます。
代わりにこんなふうに言い換えてみましょう。
- 「〇〇(子ども)のごはん、俺がやっとくね」
- 「今日はお風呂、俺が入れるよ」
主体的に“やる”姿勢を見せることが大事です。
指示待ち・言われなきゃ動けない
「そろそろミルクの時間かなぁ」
「おむつ替えたほうがいい?」
ママに確認するのは一見“気を遣ってる”ようにも見えますが、実はこれもイラッとポイント。
「それくらい自分で判断してほしい」
「結局私が全部考えなきゃいけないの?」
ママは24時間頭の中が子どもでいっぱい。
そこにさらに「指示役」としての負担がかかると、心の余裕はどんどんなくなってしまいます。
改善のヒント
- おむつの時間、泣き方、機嫌、タイミングなど、パターンを少しずつ覚えていく。
- 「〇〇していい?」ではなく「〇〇したよ!」という報告スタイルに切り替える。
育児は「気づいた方がやる」が原則。
“観察力”と“判断力”をパパが身につけていくことが、ママの心をラクにします。
やってる感を出しすぎる
「今日お風呂入れたし、ごはんも食べさせたよ!」
「俺、けっこう頑張ったと思わない?」
気持ちはわかります。パパだって褒められたい。
でも、これもママからすればちょっとモヤモヤ…
「私なんて毎日やってるけど、いちいち報告してないよ?」
「たった1つやっただけで“やった感”出されても…」
となってしまうわけです。
改善のヒント
自信を持つのはいいことです。でも、育児は“してあげる”ことではなく、“して当然”のこと。
だから、やったことは静かに自分の中で「よし」として、次に目を向ける。
その姿勢がかっこいいパパ像につながります。
自分時間を優先しすぎる
休日、趣味やスマホに夢中になっていませんか?
「仕事で疲れてるし、ちょっとくらい自分の時間も必要でしょ」
もちろんその気持ち、よくわかります。
でも、ママだって毎日クタクタ。自分の時間なんてほとんどありません。
そんな中でパパがのんびりスマホを見ていると、それだけでイラッとしてしまうもの。
改善のヒント
まずは“同じ空間にいても”ママとパパで負担が違うことを知っておくこと。
そして、意識的に“育児にフルコミットする時間”をつくる。
- 「午前中は俺が見るから、少し寝てきていいよ」
- 「午後からは子どもと散歩行ってくるね」
こういう時間をパパから提案すると、ママの心が驚くほど軽くなります。
比べてしまう・評価してしまう
「他のママたちはもっと楽しそうにやってるのに…」
「俺だったらもっとこうするのになぁ…」
この言葉も、ママの気持ちをグサッと傷つけてしまう可能性があります。
育児は毎日がトライ&エラーの連続。
それぞれの家庭、子ども、ママにはそれぞれのやり方があります。
パパが“評価者”になってしまうと、ママは孤独を感じてしまうのです。
改善のヒント
育児に「正解」はありません。
だからこそ、パートナーを否定せず、寄り添う姿勢が大切です。
- 「今日もありがとう」
- 「いつも助かってるよ」
- 「無理しないでね」
この3つの言葉は、どんな高価なプレゼントよりもママの心を軽くします。
パパが変われば、家族がもっと笑顔になる
ここまで色々と書いてきましたが、どれもパパにとって“悪気はない”言動ばかりなんです。
でも、育児の現場では“気づかない優しさ”より、“気づいて行動する優しさ”が求められます。
ママをイラッとさせないためには…
自主的に動くこと
育児を“自分ごと”として捉えること
この2つがカギになります。
最後に パパだって育児の主役になれる

「パパは育児のサポート役」なんてもう古い。
今の時代、パパだって立派な育児の主役です。
失敗してもいい。
ママに怒られてもいい。
でも、向き合おうとしている姿は、必ず伝わります。
そして何より、子どもたちはそんなあなたをちゃんと見ています。
「パパって頼りになるな」
「パパといると楽しいな」
そんな言葉をもらえた日には、すべての苦労が報われるはずです。
今日から少しずつ、“ママのパートナー”ではなく、
“子育ての共同主役”として一歩踏み出してみませんか?
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